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セミナー

日本疫学会プレセミナー2027

《日本疫学会プレセミナー2027》
【プレセミナー企画】
(詳細は下記参照)
5つのセミナーを企画しました!!

① その因果推論、回帰モデルでできます−GLMで理解する周辺効果と条件付き効果の二重ロバスト推定−  (12:45-14:30)中・上級
② 疫学研究のための準実験デザイン入門― IV・RDD・DiDの考え方と実践―  (12:45-14:30)初級
③ 生成AIを疫学研究の執筆にどう活かすか — 明日から試せる使い方と出版倫理 —  (14:45-16:30)初級
④ Methods to assess health inequalities (in English) (14:45-16:30)初級
⑤ 人・場所・時間:いま一度、基礎からの記述疫学 (14:45-16:30)初級

【開催日時】2026年2月3日(水)
 ①②12:45 - 14:30   ③④⑤14:45 - 16:30
【開催形式】現地および後日オンデマンド配信(リアルタイム配信なし)
【参加費】各セミナー 一般:5,000円 学生:1,000円
【参加登録】下記、第37回日本疫学会学術総会の参加登録ページにてご登録ください。
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jeatokyo37/content/pre_registration

※非会員の方もご参加いただけます。
※プレセミナーのみの参加も可能です。
※終了後一定期間オンデマンド配信をします。後日別のセミナーの視聴を希望する方は、複数のセミナーをお申込みいただけます。参加費は、それぞれ別にお支払いください。

※参加申込者には、後日学術総会事務局より参加方法をお知らせします。
※参加者は、申込決済後に送られる受付完了メールより領収書と参加証(疫学専門家申請の際の参加回数にカウント可能)をダウンロードいただけます。

※疫学専門家申請にかかわるポイントに計上できる学術総会に付随するセミナーは、一件のみとなりますので、ご注意ください。

  • ① その因果推論、回帰モデルでできます ー GLMで理解する周辺効果と条件付き効果の二重ロバスト推定 ー
    (中・上級レベル)現地(定員 110名)+ 後日オンデマンド配信
     ※現地参加は、110名のみの先着申込順となります。
    【企画】
     竹内 由則(早稲田大学)
    【講師】
     篠崎 智大(東京大学)
     竹内 由則(早稲田大学)
    【オーガナイザー】
     篠崎 智大(東京大学)
     竹内 由則(早稲田大学)
    【座長】
     後藤 温(横浜市立大学)
     伊藤 ゆり(神戸大学)
     高橋 邦彦(東京科学大学)
    【概要】
    疫学研究では、曝露や治療の効果を調べるために、アウトカム回帰や傾向スコアを用いた交絡調整が広く行われています。効果には、集団全体での効果である「周辺効果」と、年齢や性別、併存疾患などの対象者の特性ごとのサブグループでの効果である「条件付き効果」があります。これらを推定するために、アウトカム回帰と傾向スコアそれぞれに対するモデルを組み合わせた「二重ロバスト推定」を行うことができます。
    周辺効果については、アウトカム回帰モデルの予測値と、傾向スコアモデルを用いた逆確率重み付けを組み合わせた「AIPW推定量」がよく知られています。AIPW推定量と二重ロバスト推定量は同義のように思われることも多いのですが実はそうではなく、周辺効果の二重ロバスト推定は「アウトカム回帰モデルの予測値を集団で平均する標準化」という比較的簡便な手順に帰着させる他のやり方があります。
    条件付き効果については、サブグループ間での共通効果はMantel-Haenszel法やアウトカム回帰モデル、非共通効果はサブグループ解析や回帰モデルの交差項が使われてきました。今回扱う手法は、条件付き効果を表す「構造(ネスト)平均モデル」のg-推定です。本セミナーでは、そのうち二重ロバスト性をもつ推定方法を取り上げ、傾向スコアを共変量や重みとして適切に組み込んだアウトカム回帰モデルの係数として推定できる実装方法を示します。
    近年は、これら様々な二重ロバスト推定量を実行できるパッケージが整備され、手法自体は利用しやすくなっています。一方で、既存の回帰分析とは別の特別な方法として扱われ、どのような回帰モデルを組み合わせ、予測値や重みをどのように用いて推定量を構成しているのかが十分に理解されないままブラックボックス化している面もあります。本セミナーでは、これらの因果推論手法を、既存の回帰分析と切り離された複雑な公式や計算アルゴリズムとしてではなく、一般化線形モデル(GLM:線形回帰、ロジスティック回帰、ポアソン回帰など)の出力だけで実装できる解析として説明します。アウトカム回帰や傾向スコアのモデルによってなぜ交絡が調整されるのかという因果推論の基本、GLMの基礎から始めて、「GLMだけ」で二重ロバスト推定量を導きます。周辺効果と条件付き効果の双方について、考え方と実装を対応させて説明し、発展的な話題として、時間とともに変化する曝露への拡張も紹介します。各講演で扱う解析例について、R(および可能な範囲でSAS)のコードと実行結果を配布します。
    本セミナーは日本計量生物学会との共催で実施します。
    【共催】日本計量生物学会
    【チラシ】準備中

    ② 疫学研究のための準実験デザイン入門― IV・RDD・DiDの考え方と実践― 
    (初級レベル)現地(定員 125名)+ 後日オンデマンド配信
    ※現地参加は、125名のみの先着申込順となります。
    【企画】
     井上 浩輔(京都大学)
    【講師】
        池洲 諒(京都大学)
        高久 玲音(一橋大学)
        大久保 祐輔(国立成育医療研究センター)
    【座長】
     口羽 文(帝京大学)
     井上 浩輔(京都大学) 
    【概要】
    ランダム化比較試験の実施が難しい状況で政策や介入の因果効果を推定する場面は多く、観察データから頑健な因果推論を行うための「準実験デザイン」の重要性が高まっています。本セミナーでは、代表的な準実験デザインである操作変数法(IV)、回帰不連続デザイン(RDD)、差分の差分法(DiD)を取り上げ、それぞれの直観的な考え方、必要な過程、典型的な応用場面をわかりやすく解説します。実際の疫学・ヘルスサービスリサーチ。公衆衛生政策評価の論文を題材に、各手法の使いどころと限界、解釈上の注意点を具体例とともに学びます。疫学研究の初学者を主な対象としていますが、準実験デザインを体系的に学び直したい方にもおすすめの内容です。
    【チラシ】準備中

    ③ 生成 AI を疫学研究の執筆にどう活かすか ― 明日から試せる使い方と出版倫理 ―
     (初級レベル)現地(定員 230名)+ 後日オンデマンド配信     
     
    ※現地参加は、230名のみの先着申込順となります。
    【企画】
     後藤 温 
    【講師】 
     後藤 温(横浜市立大学)
     片野田 耕太(国立がん研究センター)
     高橋 和馬(IKIGAI lab)
     羽入田 明子(慶應義塾大学)
    【講師・チューター】
     Journal of Epidemiology 編集委員および疫学教育推進ワーキンググループメンバー 
    【概要】
    生成AIは、推敲や文献の整理など、論文執筆の多くの場面で使われるようになりました。一方で、どの工程で使ってよいのか、出力の誤りをどう見抜くのか、投稿時に何を開示すべきかについては、研究者の間でも判断が分かれています。
    本セミナーは、日本疫学会疫学教育推進ワーキンググループとJournal of Epidemiology編集委員会の合同企画です。はじめに、生成AIの活用支援を専門とする髙橋和馬氏が、研究の作業手順に生成AIを組み込む考え方を紹介します。続く二つの演習では、役割や作業手順、点検項目をまとめた自分専用の指示書(スキル)を作り、架空の研究を題材にアウトラインを作成します。そのうえで、生成AIを用いて、草稿を作成し、方法、解析結果、引用文献と照合して誤りを確かめます。最後に、Journal of Epidemiology編集委員長の片野田耕太氏が、オーサーシップ、利用の開示、投稿規定など、学術論文で生成AIを使う際の作法と限界を解説します。
    指示書は特定のサービスに依存しない形式で作るため、演習の後もお使いの生成AIで引き続き利用できます。演習にはノートPCがある方が、取り組みやすいですが、スマートフォンでも参加可能です。利用するサービスと事前準備は開催前にご案内し、手順書と演習題材は後日のオンデマンド配信でも利用できるようにします。
    【チラシ】準備中

    ④ Methods to assess health inequalities (in English) 
     (初級レベル)現地(定員 50名
    )+ 後日オンデマンド配信
    ※現地参加は、50名のみの先着申込順となります。
    【企画】
     Sarah K. Abe(Economic Research Institute for ASEAN and East Asia)
    【講師】
     Stuart Gilmour(St. Lukes International University)
        Md Shafiur Rahman(Kanagawa University of Human Services)
    【概要】
     The seminar provides a comprehensive overview of the concepts, theories, and analytical approaches used to assess health inequalities across population groups. Participants will learn how to distinguish between absolute and relative measures of inequality, select appropriate methods for evaluating socioeconomic disparities in health, and interpret key inequality indicators. The program covers both distribution-based measures, including Concentration Curves, Concentration Indices, and the Kakwani Progressivity Index, as well as regression-based measures such as the Slope Index of Inequality (SII) and Relative Index of Inequality (RII). Through interactive lectures and hands-on exercises using real-world epidemiological data, participants will gain practical experience in conducting inequality analyses with Stata, supported by equivalent R code and annotated scripts. By the end of the seminar, attendees will be equipped with reproducible analytical tools and practical skills to incorporate health inequality assessments into epidemiological and public health research, thereby supporting more evidence-based and equity-oriented health policy and research.
    【チラシ】準備中

    ⑤ 人・場所・時間:いま一度、基礎からの記述疫学
    (初級レベル)現地(定員 130名)+ 後日オンデマンド配信
     
    ※現地参加は、130名のみの先着申込順となります。
    【企画】
     伊藤 ゆり(神戸大学)
    【講師】
     福井 敬祐(関西大学)
     片岡 葵(神戸大学)
     田中 宏和(国立がん研究センター)
    【概要】
    記述疫学研究は疫学研究デザインの中では地味な位置づけでありながら、「時」「場所」「人」という疫学の原点であり、医療健康施策を検討するために重要な役割を担っています。疫学研究者の知っておいてほしい記述疫学研究の基本的な内容を政策研究に必要な発展的な話題を共有していきます。
    【チラシ】準備中