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セミナー

日本疫学会プレセミナー2025

《日本疫学会プレセミナー2025》
【プレセミナー企画】
(詳細は下記参照)
4つのセミナーを企画しました!!
① Introduction to systematic review and meta-analysis workshop (in English) (13:00-15:00)
② Journal of Epidemiology編集委員会企画 美しいグラフィカル・アブストラクトを作る  Creating a stunning graphical abstract  (13:00-15:00)
③ 貴方の疫学、拡張しませんか?  (15:30-17:30)
④ 復元可能性(recoverability)から捉える疫学研究で使える欠測データ解析——パッケージ任せの欠測補完の一歩先へ  (15:30-17:30)

【開催日時】2025年2月12日(水)
 ①②13:00 - 15:00   ③④15:30 - 17:30
【開催形式】現地および後日オンデマンド配信(リアルタイム配信なし)
【参加費】各セミナー 一般:4,000円 学生:1,000円
【参加登録】下記、第35回日本疫学会学術総会の参加登録ページにてご登録ください。
https://procomu.jp/jea2025/

※非会員でもご参加いただけます。
※プレセミナーのみの参加も可能です。
※終了後一定期間オンデマンド配信をします。後日別のセミナーの視聴を希望する方は、複数のセミナーをお申込みいただけます。参加費は、それぞれ別にお支払いください。

※参加申込者には、後日学術総会事務局より参加方法をお知らせします。
※参加者は、12月以降にマイページより領収書と参加証(疫学専門家申請の際の参加回数にカウント可能)をダウンロードいただけます。

※疫学専門家申請にかかわるポイントに計上できる学術総会に付随するセミナーは、一件のみとなりますので、ご注意ください。

  • Introduction to systematic review and meta-analysis workshop (in English)
     (初級レベル Beginner/elementary level)現地(定員 35
    人)+ 後日オンデマンド配信
    ※現地参加は、35名のみの先着申込順となります。
    企画】
     Sarah Abe(National Cancer Center Japan)
     Stuart Gilmour( St. Lukes University)
    【講師】
        Sarah Abe(National Cancer Center Japan)
        Md Shafiur Rahman(Kanagawa University)
        Md Rashedul Islam(Hitotsubashi University)
    【概要】
     This systematic review workshop will introduce participants to proposal writing, search, screening, data extraction and provide hands-on experience conducting a meta-analysis.
    【チラシ】

  • ② Journal of Epidemiology 編集委員会 企画
     美しいグラフィカル・アブストラクトを作る
     (中・上級レベル)現地(定員 150人)+ 後日オンデマンド配信
    ※現地参加は、150名のみの先着申込順となります。
    【企画】
     片野田 耕太(国立がん研究センター)
        Aesun Shin(韓国 Seoul National University、Epidemiology & Health 誌 副編集長
    【講師】
        Hyeon Chang Kim(韓国 Yonsei University、Epidemiology & Health 誌 編集長)
        大内田 美沙紀(北海道大学 高等教育推進機構)
        グラフィカル・アブストラクト作成サービス提供企業によるワークショップ(公募)
     ※公募についての詳細:こちら
        ※応募用紙:こちら
    【概要】
     近年多くの雑誌でグラフィカル・アブストラクトが採用されています。本セミナーでは、グラフィカル・アブストラクトについて、雑誌編集者、サイエンスイラストレーター、グラフィック作成企業の方々に作成の目的、流れ、ツール、コツなどを伝授いただきます。
    【チラシ】

  • ③ 貴方の疫学、拡張しませんか?
     (初級レベル)現地(定員 50人)+ 後日オンデマンド配信
           
    ※現地参加は、50名のみの先着申込順となります。
    【企画】

      佐藤 俊太朗(長崎大学病院 臨床研究センター)
      藤井 亮輔(藤田医科大学)
    【講師】
      佐藤 俊太朗(長崎大学病院 臨床研究センター)
      大久 敬子(株式会社 JMDC)
      川添 百合香(長崎大学病院 臨床研究センター)
         塘 由惟(国立感染症研究所 感染症疫学センター)
         小林 鉄郎(京都大学大学院)
         藤井 亮輔(藤田医科大学) 
         垣本 啓介(日本IBM)

    【概要】
      この20年間で、疫学分野における方法論や専門領域は広く、そして深くなっていきました。疫学教科書の金字塔の『Modern Epidemiology』を指標とすると、3版(2012年出版)から4版(2020年出版)の改訂では、交絡や洗濯バイアスだけではなく測定バイアスに目を向け、各種バイアスがどのように結果に影響するか評価する方法に一章分割いています。取り上げた専門領域も増え、近年急速に普及した二次データの利用について内容が深くなっています。
     本セミナーではこの変化に着目し、疫学データとして二次データ利用を、方法論として測定バイアスとバイアス分析を、そしてこの20年間で大きなイベントや変化、あるいは認識が広がった領域である感染症疫学、分子疫学、産業疫学をとりあげます。各テーマを解説した上で、実用事例または最新研究を共有します。疫学の現在地を確認し、普段接することが少ない考え方や領域を知ることで、今後の研究の幅を広く、さらに深くしていきませんか?
    【チラシ】こちら

  • ④ 復原可能性(recoverability)から捉える疫学研究で使える欠測データ解析 ― パッケージ任せの欠測補完の一歩先へ
    (中・上級レベル)現地(定員 170人)+ 後日オンデマンド配信
     ※現地参加は、170名のみの先着申込順となります。
    【企画】
        篠崎 智大(東京理科大学)
     竹内 由則(横浜市立大学
        高橋 邦彦(東京科学大学)
    【講師】
        原田 和治(東京医科大学)
        竹内 由則(横浜市立大学)
        森川 耕輔(アイオワ州立大学)
    【オーガナイザー】
        篠崎 智大(東京理科大学)
        竹内 由則(横浜市立大学)
    【座長】
        後藤 温(横浜市立大学)
        伊藤 ゆり(大阪医科薬科大学)
        高橋 邦彦(東京科学大学)
    【概要】
     多くの変数を測定する必要のある疫学研究では、解析に用いる変数(曝露・アウトカム。交絡変数)の少なくともいずれかが一部の対象者で観測されない「欠測データ」の問題が現実的に避けられません。このような欠測データをそのまま扱うことがバイアスのある結果につながることはよく知られていますが、現代では欠測データへの対処法が MAR(missing at random)や MCAR(missing completely at random)などの理論とともに統計パッケージを含めた実装面でも整備されています。
     一方で、現代においても欠測データ解析の理論と実際の間にはギャップがあることも事実です。特に多変数の様々なパターンの欠測が起こる場合に(疫学研究ではよく出会う状況です)、いわゆる教科書的な " MCAR/MAR ” な欠測の仮定が何を指すのかは専門家にも直観的な説明ができないにもかかわらず、これらを仮定した解析方法が多くの場合でゴールドスタンダードとして使われています。その代表例である(多重)補完法は統計パッケージの進展もあり疫学研究でも多用されますが、理論的背景を疫学研究の文脈で説明した資料は少ないのが現状です。
     本セミナーでは、近年欠測データ解析のキーコンセプトとされている復元可能性(recoverability)の観点からデータの仮定を整理する方法論を紹介し、応用研究者と疫学理論研究者向けに、パッケージ任せの欠測データ解析から一歩踏み込んだ解説を試みます。復元可能性とは「求めたいパラメータまたは確率分布を観察データから求められる」ことを指し、解析目的によっては " MCAR/MAR ” よりも見通し良く解析方針の正当化を与えるための仮定を整理することができます。また、近年活用が増えてきている機械学習を応用した欠測補完法を含めた実用上の注意点を解説します。
     ※受講にあたって
     ● 疫学研究を想定したデータに対してこれらの手法を適用する解析コードを配布します。
     ● 本セミナーは日本計量生物学会との共催で実施されます。2022年に実施したプレセミナー " いま改めて「欠測データ」の解析について考える " とは独立の企画となりますが、密接に関連する内容なので過去の資料を共有したうえで参照することを想定しています。
    【共催】
        日本計量生物学会
    【チラシ】