セミナー
日本疫学会プレセミナー2023
《日本疫学会プレセミナー2023》
【プレセミナー企画】(詳細は下記参照)
3つのセミナーを企画しました!!
① 研究広報PR! ~メディア関係者とともに広報戦略を考える~
② 観察疫学研究における交絡変数選択 ~変数を「選んで調整」することの功罪とTips~
③ Rで実践! 美しい Figure & Table を作成しよう
【開催日時】2023年2月1日(水)16:00 - 18:00
【開催形式】現地および後日オンデマンド配信(リアルタイム配信なし)
【参加費】各セミナー 一般:4,000円 学生:1,000円
【参加登録】下記、第33回日本疫学会学術総会の参加登録ページにてご登録ください。
http://web.apollon.nta.co.jp/jea2023/
※非会員でもご参加いただけます。
※プレセミナーのみの参加も可能です。
※終了後一定期間オンデマンド配信をします。後日別のセミナーの視聴を希望する方は、複数のセミナーをお申込みいただけます。参加費は、それぞれ別にお支払いください。
※参加申込者には、後日学術総会事務局より参加方法をお知らせします。
※参加者には後日学術総会事務局より領収書とともに参加証(疫学専門家申請の際の参加回数にカウントします)をお送りします。
※疫学専門家申請にかかわるポイントに計上できる学術総会に付随するセミナーは、一件のみとなりますので、ご注意ください。
-
①研究広報! ~メディア関係者とともに広報戦略を考える~
(中・上級レベル)現地(定員50人)+後日オンデマンド配信
※現地参加は、50名のみの先着申込順となります。
※オンデマンド配信はセミナー部分のみとなります。
【ポスター】こちら
【企画】
柿崎 真沙子(名古屋市立大学)
近藤 尚己(京都大学)
【講師】
市川 衛(メディカルジャーナリズム勉強会代表・READYFOR㈱基金開発公共政策責任者)
朽木 誠一郎(朝日新聞社・withnews 副編集長)
【チューター】
《メディカルジャーナリズム勉強会》
浅井 文和(日本医学ジャーナリスト協会)
小嶋 智美(Independent Librarian、ライター)
丹羽 永理奈(ライター)
平野 翔大(産業医、産婦人科医、医療ライター)
山本 尚恵(医療ライター)
《日本疫学会メディア連携ワーキンググループ》
小山 史穂子(大阪国際がんセンター)
齋藤 英子(国立国際医療研究センター)
田中 宏和(国立がん研究センター)
福井 敬祐(広島大学)
村上 慶子(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構)
【概要】
今後マスメディアと疫学関係者が連携し、よりよい医療情報を提供し、よりよい社会を構築していくためには、どのような連携が必要なのでしょうか?マスメディアと今後連携していくきっかけとするため、メディカルジャーナリズム勉強会との共催で、指定の論文を題材に、メディア関係者と疫学者がディスカッションをし、広報戦略を考えていくというワークショップを実施します。
【共催】メディカルジャーナリズム勉強会 - ②観察疫学研究における交絡変数選択 ~変数を「選んで調整」することの功罪とTips~
(中・上級レベル)現地(定員450人)+後日オンデマンド配信
【ポスター】
【企画】
篠崎 智大(東京理科大学)
高橋 邦彦(東京医科歯科大学)
【座長】
後藤 温(横浜市立大学)
伊藤 ゆり(大阪医科薬科大学)
【講師】
井上 浩輔(京都大学)
坂巻 顕太郎(横浜市立大学)
小向 翔(大阪大学)
オーガナイザー:篠崎 智大(東京理科大学)
【概要】
曝露群間でアウトカムを比較する疫学研究では、ほとんどすべての状況で「交絡変数」の調整が求められる。回帰モデル、傾向スコア法、二重ロバスト法など調整方法の選択もさることながら、調整する「交絡変数」の選択自体が何より重要である。どの変数を調整すべきか・すべきでないかを統計的なテクニック「だけ」で決めることの危うさは疫学者によく知られており、近年は背景知識を盛り込んだ因果ダイアグラムの活用が広がっている。しかし、背景知識「だけ」による変数選択にも危うさがあり、統計的な変数選択法を役に立てようとする議論は今なお盛んである。本セミナーでは、変数選択の現代的なベター・プラクティスに向け、因果推論と統計的な観点から近年の論点を整理し、統計解析ソフトウェアによる適用方法まで紹介する。
【共催】日本計量生物学会 - ③R で実践! 美しい Figure & Table を作成しよう
(初心者・初級レベル)現地(定員50人)+後日オンデマンド配信
※現地参加は、50名のみの先着申込順となります。
➡ 現地参加は定員に達し、受付を締切りました。
※オンデマンド配信はセミナー部分のみとなります。
【ポスター】
【企画・講師】
藤井 亮輔(藤田医科大学)
佐藤俊太朗(長崎大学病院 臨床研究センター)
【チューター】
浦 和幸(長崎大学)
川添 百合香(長崎大学病院 臨床研究センター)
坪井 良樹(藤田医科大学)
中島 誉也(長崎大学病院 医療教育開発センター)
三橋 利晴(岡山大学病院 新医療研究開発センター、岡山大学)
【概要】
データの可視化は、研究を進める過程で重要な役割を果たしています。本セミナーでは、「記述統計→推測統計→結果の解釈」という研究の流れに沿って、Rを用いた効果的な図表の作成を実践します。Rユーザーでない参加者でも実践できるように、Rコードに対応したSASおよびStataでのコードを資料として配布予定です(※1)。また、オンデマンド配信で受講される方でも自主学習が進められるように、講義動画の配信に加えて、質問箱を一定期間設置し講演者およびチューターらが回答します(※2)。
本ワークショップでは、データとコードを配布し、
①Rによる可視化の基礎(ggplot2を中心に)
②Rによる記述統計の可視化
③Rによる推測統計とその結果の可視化
を講演+実装(※3,4)で行います。
(※1)Rで行う可視化について、その他の統計ソフトで全て再現可能とは限りませんので、その点はご了承ください。
(※2)マンツーマンでの対応は想定しておりませんので、ご了承ください。
(※3)Rでのデータ分析の環境構築に不安がある方については、ワークショップの一週間前から講師・チューターがオンラインでの相談時間を設ける予定です。
(※4)当日は、Rに関する講演+実装のみ行います。
【作成する図表例】
・欠測データの可視化
・記述統計の可視化
・交絡因子を調整した生存曲線