日本疫学会サマーセミナー2015 - 手がとどく臨床研究 -
本セミナーは、“実現可能な”臨床研究の計画から実践までを、具体例に基づいて学ぶことを目的に、下記のように実施します。皆さま奮ってご参加ください。非会員の方の参加も大歓迎です。当日入会されても会員向け受講料で参加できます。
セミナーのねらい:
完璧なRCTを立案したが、実施してみたら、うまくいかない!こんな経験はありませんか?RCTは強いevidenceを提供してくれる魅力的な研究デザインですが、一寸立ち止まって考えてみましょう。臨床現場にとって必要な情報やevidenceはRCTのみで得られますか?
こんな症例が目につく、こんな事象が病院内や地域で起きているような気がする、と言った日常臨床での気づきを科学的証明につなげるにはどうするのか?施設内や地域医療での感染症や様々な保健医療の課題からevidenceを紡ぎ出せるのか?について学んでみませんか。
本セミナーでは、地域医療や臨床の現場で必要とされ、かつ実現可能な疫学研究について、基本的事項の理解と研究計画の作成と運営について修得し、臨床研究を行う素地づくりをおこないます。
招聘講師である東北大学の具 芳明先生には、感染症を例にとって、臨床現場をはじめとする保健医療の実践で有用な記述疫学とその解析についてご講演いただきます。
日時 | 2015年8月29日(土) 13:00 - 17:00 |
場所 | 埼玉県立大学: 埼玉県越谷市三野宮820 東武スカイツリーラインせんげん台駅西口からバス(10分)、タクシー、徒歩(25分) バスは11:41,12:01,12:20,12:40発 詳しくは、http://www.spu.ac.jp/ から、右上の「交通アクセス」を参照下さい。 |
対象 | 臨床研究に興味のある臨床医・研究者・医療従事者(含む大学院生) |
講師 | 具 芳明 |
構成 | 講演「エビデンスと靴の穴~実地疫学を通して見えること~」(60分) 演習「臨床上のモチベーションを研究計画に具体化する」 (数名程度のグループに分かれ、チューターのもとでグループワーク2~3カ所の会場で3~5グループ単位で発表会と講師等からのコメント) |
受講料 | 日本疫学会会員: 1,000円(当日の入会も可能です) 非会員: 10,000円 |
定員 | 60名程度 |
申込期限 | 2015年8月12日(水)に延長しました ※定員になり次第締め切りますので、ご了承ください。 |
申込方法 | 氏名、所属、連絡先(E-mail)をご記入の上、件名を「サマーセミナー申込」として、メールにて下記宛にお申込みください。 申込先: 日本疫学会事務局 E-mail:jea@jeaweb.jp |