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ご挨拶

第31回日本疫学会学術総会 会長 田中 恵太郎

第31回日本疫学会学術総会
会長 田中 恵太郎
佐賀大学医学部社会医学講座予防医学分野 教授

第31回日本疫学会学術総会の開催にあたって

この度、第31回日本疫学会学術総会の会長を仰せつかりました。当初は2021年1月27日(水)~29日(金)の3日間にわたり、佐賀市で開催する事を予定しておりました。しかし、新型コロナウイルス感染がその時期までに終息するのは困難である事に鑑み、当学会理事会でも検討していただきました結果、同じ時期にオンライン開催で実施する事といたしました。できる限りリアルタイムのセッションを多くし、通常の学会に近い感覚で参加していただける様に配慮したいと思います。また録画も行って、開催期間終了後も一定期間は、学会の発表内容を視聴できる様にしたいと考えております。

今回の総会のメインテーマは「新たな疫学の展開を求めて」といたしました。疫学は多様な分野に適用可能な方法論であり、がん、循環器、糖尿病、感染症などの主要な疾病についてはその危険因子および防御因子の解明について多大な貢献をしてきました。一方、今後は生活習慣要因や遺伝要因が複雑に絡み合う疾患や健康障害への対応が主流になるものと思われます。この様な疾病や障害と個々の要因の関連については、疫学的な手法を用いた因果関係の証明がより困難になる事が予想されます。より大規模な研究、より精度の高い暴露指標やアウトカムの開発、因果関係を証明するためのブレークスルーが求められています。近年疫学研究の分野に新たに取り入れられてきた手法としては、オミックス解析による新たなバイオマーカーの開発、メンデルランダム化法の開発、デバイスを用いた生体計測や画像診断データの導入、社会疫学というマクロな視点からの検討、コンピューターの普及によるデータ解析手法の著しい進歩などが挙げられると思います。本総会では、これらの新たな疫学の展開を展望し、今後の疫学研究の一つの道標となる様な学術総会にしたいと考えています。

佐賀市での現地開催ができないのは誠に残念ですが、オンライン開催という当学会の初めてのチャレンジとして、積極的に取り組みたいと考えております。何分初めての試みであり、技術的な不手際などで色々ご迷惑をおかけする事があるかもしれませんが、多くの会員の皆様がご参加になり、活発な議論によりさらなる疫学の発展の機会となるよう祈念しております。