嶽崎 俊郎先生のプロフィール


 鹿児島県出身の47歳。家族は小児科医である妻と3人の子供(小学生),血液型はA型。最近,改めて読んでいるのは吉川英治の「三国志」。中国でのフィールド調査の移動中に読むと臨場感があります。臨床医の頃は「打って,守って,走れる」小児科医を目指していました。こちらに来て,島嶼医療学は「見て,感じて,考える」ことが大切と学生に言っています。これはフィールド研究でも大切なことではないかと思います。
 また,名古屋在住中は,身寄りのない名古屋で共働きだったこともあり,子供を学童保育所に預けました。ここは昼間,親が不在の小学生を預かってくれる場所で,名古屋では市の補助金を受け,地域の役員と親が運営,管理しています。土曜夜の会議や土日のバザーなど一見,大変なところもありますが,地域との関わり,職種を超えた親同士の付き合い,学年を超えた子供の生活など,貴重な体験をしました。今後,こういった経験も島嶼地域における疫学研究で生かしていきたいと思っています。

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