横断研究と生態学的研究

横断研究はある集団のある一時点での疾病(健康障害)の有無と要因の保有状況を同時に調査し、関連を明らかにする方法。要因と疾病の関連を評価するため、罹患率でなく有病率が用いられる。

横断研究の例

生態学的研究は分析対象を個人でなく、地域または集団単位(国、県、市町村)とし、異なる地域や国の間での要因と疾病の関連を検討する方法。

 

「岡本和士:はじめて学ぶやさしい疫学(日本疫学会監修), 改訂第2版, p53-56, 2010, 南江堂」より許諾を得て抜粋し転載.

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