日 程: |
2005年9月14日(水)〜16日(金) |
会 場: |
札幌コンベンションセンター(北海道札幌市) |
総会メーンテーマ: |
「環境と人権がつくる人々の健康と安全」 |
学会長: |
岸 玲子(北海道大学大学院医学研究科予防医学講座公衆衛生学分野教授) |
演題申し込み締切: |
郵送:4月26日(火)必着,オンライン:5月10日(火) |
詳しくは,学会ホームページ http://www.e-convention.org/64jsph/
本年はちょうど第2次大戦後60年目にあたります。この間,幸いにも平和だった日本では公衆衛生が地道で着実な発展をとげることができました。しかし世界的に見るといまだ各地で戦争や内戦は引き続き,かってない大規模の災害や地球規模の環境問題も起きています。また「長寿国」とは裏腹に日本では子どもたちの心身の健康問題や虐待,あるいは働く人の自殺やホームレスの増加など今までの公衆衛生的取り組みでは十分対応できていない問題が広がりつつあります。地方分権の潮流など種々の意味でわが国の公衆衛生も歴史的な大きな転換点にさしかかっていると思われます。そこで 本年の学会は“環境”と“人権”という根源的な二つの視点から世界と日本に生きる人々の“健康と安全”の問題を深く考えることにいたしました。
総会が開催される「札幌コンベンションセンター」は,最新の設備を備えた陽光があふれる新しいタイプの会議場です。自由集会も含めて同一会場で実施できます。全国の会員の皆様にとって和気藹々と楽しい出会いと語らいの場となるとともに,北海道の雄大な大自然との初秋の清々しさ,美しさを十二分に堪能していただき,明日の公衆衛生活動に向けて英気を養う機会にもなるようにと祈念しています。
(開催時期は,例年より約1ヶ月早く9月14−16日です。そのため学会の一般演題締め切り時期も例年より早くなっておりますのでよろしくお願いいたします)